INTERVIEW

LEGALBACKSを活用した会員の成果。

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黒川明
税理士

開業1年目の成功した税理士事務所

親身でない税理士を見たのが、税理士開業のきっかけだった
インタビュアー(以下、「イ」):では、今日はよろしくお願いいたします。

黒川明さん(以下、「黒」):よろしくお願いします。

イ:黒川さんは、税理士という資格で独立起業されてますが、もともと税理士で開業しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか。

黒:実家が中小企業だったんです。それで商売を近くで見てたんですね。

イ:はい。

黒:1階、2階が店舗で、2階の一部が家だったんです。本当に間近で見ていたので、大変さがすごいよく分かって、その実家の商売は本当に大変で大変で。そのときの税理士さんは、正直あんまり親身になってくれない感じの税理士さんだったんです。そのとき、これはどうなのかと疑問に感じました。それなら自分が税理士になって、そういう中小企業の力になれればいいなと思って、税理士になりました。それがきっかけです。

イ:では、小さな頃から税理士さんとも触れ合っていらっしゃった?

黒:そうですね。今みたいにパソコンがない時代だったんで、決算のときになると、もう帳簿だらけ。実家のワンスペースはもう帳簿だらけになって、ひたすらこう、そろばんたたきまくりっていう。

イ:なるほど。親身でないというのはどういう感じだったのですか?

黒:今でも感じますけど、結局、税理士って、殿さま商売な部分があるんです。

イ:あ、そうなんですか。

黒:「やってあげている」という、感じるときもありますね。それがある意味ではとても良い反面教師になりましたね。

イ:では、もう小さな頃から税理士さんを目指されていたと。

黒:そうですね、具体的に目指すようになったのは、19歳ぐらいのときですね。そのときに、先ほどお話しした実家の商売がかなりピンチになったというのもひとつのきっかけです。そこで、税理士って仕事の詳しいところまで調べました。

イ:資格ってどのように取るんだろう、ということですね。

黒:そうですね、こういう資格もあるんだと。
警備員から税理士への転機
イ:開業されるまでの経緯を簡単に教えていただけますか?

黒:18歳のとき、大学進学で東京に出てきたんです。でも、東京の雰囲気に呑まれて「よっしゃ、これはすっごい遊ぶぞ」みたいな(笑)。

イ:よくあるパターンですね(笑)。

黒:でも、入学してまもなくの6月に、もう実家がピンチになってしまって。これはもう仕事しなきゃだめだなと思いました。学費も生活費も全部自分で稼ごうと思って、警備員の仕事を始めました。道路で誘導などをやっている警備の会社に入ったわけです。

イ:なるほど。

黒:その仕事をしながら、最終的に将来のことを真剣に考えたんです。そこで、税理士を取ることに決めました。といっても、税理士事務所はその段階で雇ってくれるわけではないので、簿記の勉強から始めました。

21歳のときに簿記1級の資格を取って、警備会社から税理士事務所に転職したんです。ただ、その時も実はまだ学生だったんですね。社会人並に収入はあったのですが、一応籍だけは置いといたんです。あと部活だけは行っていました。授業にはまったく参加していなかったんですが(笑)。

イ:21歳で簿記1級って、すごいですよね。商業高校の場合などはよく在学中に簿記を取るというのは聞きますが、大学に入って自主的に21歳で合格というのはすごいと思います。

黒:丸暗記だけは得意なんですよね。だから、簿記1級取ったのに、その後に簿記3級と簿記2級の試験を受けに行ったら、知らないことばっかりで(笑)。

イ:基礎押さえていったんじゃなくて、1級だけ覚えていったと。

黒:そうです。それで会計事務所に行って、税理士試験を受験しながら勤めてたんですけど、その事務所がかなり激務で、これはちょっと税理士試験受けられないなと思って。で、そこ1年ちょっとぐらいやって、経理の職員に転職したんです。経理の職員に転職して、そこで税理士試験2科目取ったんです。
税理士試験に合格。開業が早まった理由とは?
黒:その経理の会社が普通の一般企業だったので、もう普通に社会人だったのですが、今後転職などを考えた場合、大学は出ておいた方が良いと感じたんです。そのときは、もう大学6年目で大学5年半経過してて、まだそのとき28単位ぐらいしか取ってなくて。私の大学は6年経過時点で90単位取ってないと退学、強制退学なんですよ。

イ:ええっ。

黒:これはやばいと思って一回、半年間大学に通いました。もう入学のときの友達はみんな卒業していたのですが、一般教養など若い18歳にまざって、24歳の自分が勉強をしている(笑)。

イ:お気持ちお察しします(笑)。

黒:何とかそれで6年目も生き残りができて、結局8年目でようやく卒業しました。

イ:卒業した年が何歳だったんですか。

黒:26歳です。その26歳のときに、税理士試験の3科目持った状態だったんです。 あと二つで税理士試験に合格になる。気合で一気に受験しました。その後、税理士事務所就職したら、その年幸運にも全部合格していて、税理士となる資格を得たんです。あとは実務経験を積むだけ(※税理士開業には実務経験が必要となる)。
当初の予定では、10年ぐらい税理士事務所で勤務して、実務を極めてから独立する予定だったんですけど、29になったときに、なんか20代の独立っていいなと思って(笑)。早過ぎると、周りにはかなり止められましたけど、もういいやと思って、独立したんですね。

イ:じゃ、独立のときは思い切って。

黒:思い切りましたね。でも、もうまったく根拠のない自信だけはあったんですよね。

イ:ちょうどそのころLEGALBACKSを知った、ということでしたね。
独立直後でも安心して入会できた理由とは?
イ:LEGALBACKSを知ったきっかけって、何だったのですか。

黒:ずっと横須賀さんのメルマガを読んでました。私は29歳の1月に独立したのですが、その半年前ぐらいからメルマガ読んでいて、「LEGALBACKS入れば、間違いなく成功するぞ」と思って、独立の4カ月前ぐらいに入会しました。LEGALBACKSもまだ人数そんなに多くなかったと思います。

イ:では、その入会しようと思っていただいたきっかけは、士業として成功したかったから。

黒:そうですね。あとLEGALBACKSの案内のサイトを見て、すぐに入会を決めました。ここには必要なものが全部あると感じました。

イ:LEGALBACKSにご入会される前に、他社の方のサービスと比べたりしました?

黒:他の会社が月2万円の何とかコースみたいのやってて、そっちとどっちにしようかなって、比べはしましたね。でも、他社のものはビジネス全般に対してのスクールだったんです。横須賀さんのLEGALBACKSが士業限定だったので、これはもう断然LEGALBACKSだと。

イ:入会していただく前に、どのあたりに魅力を感じていただけましたでしょうか?
例えばメール相談ですとか、毎月セミナーとかありますよね。このへんがなんかよさそうだと思ったとかってありますかね。

黒:もちろんすべてのサービスが良いと思いましたが、意外なところでは返金保証があったところです。

イ:だめなら、やめられるみたいな(笑)。

黒:そうです。そうなんです。今だと、ほんとに月1万5,000円っていうのは安いなと思いますけど、独立前だとやはり出費は気になってしまって・・・。

イ:なるほどですね。

黒:けっこうな悩み事だったんですね、月1万5,000円って。まあ、でも返金保証ついてるなら安心だと。

イ:返金保証というのは、実は弊社としてもとても良いことなんです。合わないままお金だけもらってというのは弊社の方針とは合わないんです。

黒:そうですよね。
ビジネス観が大きく広がったLEGALBACKS
イ:実際、入会される前と入会されたあとは、どんな違いがありました?

黒:そうですね、入会前から営業ノートというのをつけていて、いわばネタ帳ですね。入会したら、ネタ帳が足りなくなるくらい。仕事観もビジネス観もすごい幅が広がりました。例えばはがきの営業なんかもそうです。

イ:黒川さんっていうと、お礼はがきの印象がすごく強いんですけど、それは天才塾に入る前からされてたんですね。

黒:そうですね、確か同じような時期に始めたと思います。

イ:それがさらにもっと強化できた。

黒:そうです。

イ:相談会にもかなり頻繁に来ていただいていますよね。

黒:そうですね、特に初期の頃は行きまくってましたね。直で様々な相談ができたので、最初の頃は非常に助かりました。

イ:LEGALBACKSで、入ってよかったなって思う点って、三つ挙げるとしたら何がありますか?

黒川:イ井さんの白いスーツ姿です(笑)。

イ:第一なんですか。ありがとうございます(笑)。

黒:でも、あれですね、士業の横のつながりがすごいできたっていうのはよかったですね。もう、横須賀さんもいつもおっしゃいますけど、LEGALBACKSに来る士業の人って、いい人多いですよね。初めて、初めて参加した2007年9月か10月のセミナーの2次会で知り合った社労士さんは、今のうちの顧問社労士さんになっていただいて。

士業の横のつながりはすごい頼りがいがありましたね、最初。仕事をお願いすることができますし、いろんな質問もできる仲間が増えましたしね。もちろんそこから紹介というのも幾つもありました。

イ:ありがとうございます。では、サービスの中でよかった点ってありますか?

黒:サービス。やっぱり困ったときに横須賀さんの目線での回答もらえるってのが、ありがたいですよね。返事もすごく早いんですよね。
有名コンサルタントの講義も会員価格で聴ける
イ:LEGALBACKSでの会員さんとの横のつながりと、こちらからのレスポンスが早かったことなどが良かった、という感じですね。

黒:はい、そうですね。あとは、毎月のセミナーです。

イ:例えばどんな方がよかったですか。

黒:うーん、やはり石原明さん。普通にビジネス勉強をしたら、たいがい当たりますよね。特に、やっぱり『営業マンは断ること覚えなさい』は、私たちぐらいだったら、たいがいの人がやっぱり知ってるじゃないですか。

イ:税理士さんで石原先生を挙げる方は多いように思います。

黒:そうですね。ああ、あとは横須賀さんです。特に2011年4月のセミナーは良かった。

イ:ありがとうございます。挙げていただいてうれしいです(笑)。

黒:(笑)。

イ:黒川さん、4月の資格起業家養成講座には毎年来ていただいてますよね。

黒:そうですね。できるだけ参加するようにしています。

イ:そのほか、LEGALBACKSに対して改善点ですとか、何か望まれることがあったら教えていただけますか。

黒:大したことではないですけど・・・(笑)セミナーに出られないとき、教材送っていただけるじゃないですか。あれを、封筒を透明のテープでいつも張っていただいてますけど、あれは、はがすのが大変で(笑)。可能であれば変えてほしいです。でも細かいところですみません。

イ:いえいえ。あと何かありますか。

黒:あとは・・・あとは特にないですね。
やるべきことは、すべてカリキュラムに書いてある
イ:LEGALBACKSに入会しないほうがいいっていう方、どういう方だと思いますか。

黒:あ、なんか愚痴っぽい人とか。「そうは言っても」とかってよく言うじゃないですか。それだと、受けても無駄になってしまう・・・と思います。

イ:逆に言うと、素直な方とかは結果が出やすい?

黒:ああ、そうですね。とりあえず、もうやっちゃえみたいな行動ありきの人は、絶対結果出ると思いますね。

イ:なるほどですね。すぐ結果出る方と出ない方の違いっていうのは、やはりやってみるかどうかに尽きるんですね。黒川さんとかは本当にすぐ実践される人だったので、きっとすぐに結果にもつながったんですね。

黒:やるべきことは教材の中に全部書いてあるわけですから。それにしても今年4月(※現在の基本カリキュラムに収録)のセミナーはよかったです。今年だけじゃないですけど(笑)。LEGALBACKSってスタッフ5人ぐらいまでのところがメインかなと思ってたんですけど、今年は私くらいの規模の事務所でも役に立ったんです。最初の受講から3年以上経つので、ある程度消化してきたかなと勝手に思ったんですけど、全然そんなことなかったなと思いました。

イ:今、スタッフは何名いらっしゃるんですか。

黒:今13名です。あとひとりすぐに増える予定です。

イ:14名いらっしゃる黒川さんの事務所でも役立てる要素があったと。

黒:絶対役立ちますね。

イ:ありがとうございます。それにしても、黒川さんぐらいのレベルだと、わざわざセミナーで勉強しなくても成長できると思うんです。それなのに、さらに勉強されるという姿勢がすごいですよね。
常に近い距離で接してくれるサポートサービス
黒:でも、すごいなと思うのが、会員数。私が入ったときに比べたら、もう相当増えていると思うんですが、でも横須賀さんやイ井さんとの距離感が遠くなったって感じが全然感じないんですよね。普通は人数増えてくると遠くなっちゃう感じがしますけど、全然そうじゃないですね。
イ:ありがとうございます。

黒:メルマガがあるのは大きいですよね。人柄が現れるメルマガだから、やっぱ顔が浮かぶんです、読んでると。だから、勝手に横須賀さんやイ井さんに会ってる気になってるのかもしれないですね。

イ:メルマガもしっかり読んでいただけているんですね。

黒:そうですね。朝パソコン開いてると、「スコーン!」みたいな感じで来て。何かしらいつも気づきがあるんです。

イ:LEGALBACKSのご入会を迷われている方もいらっしゃると思うんですが。

黒:はい、いますよね。でも絶対入ったほうがいいです。

イ:例えば会費の支払いで、予算的に躊躇してしまう人もいらっしゃると思います。でも、実際入って、いかがでしたか?

黒:もう、何倍になって返ってきたか分かんないくらいです。100倍とかになっているじゃないですかね。独立するなら1万5,000円という金額は、もう結局ちっちゃいと言いますか、ほんとに割のいい投資だと思うんで、とりあえず入ったほうが絶対良いです。

イ:返金もありますしね。
LEGALBACKSから日本一の税理士を目指して
イ:では最後に、黒川さんの今後のビジョンや夢を教えてください。

黒:すごい壮大なんですけど、日本一の税理士法人になるつもりです。10年以内に5,000件の顧問を持つこと。そして税理士だけでにとどまらず、いろいろなことをやりたいんです。いろいろなことといっても、何でも良いわけではなく中小企業をターゲットにしたことをやりたい。中小企業の社長と話してると、常に何か困ってるんです。スタッフが育たないとか、売り上げ上がらないとか。もういろんなことで困っていて。

私は税理士なので、基本的には税務のサポートなんですが、困るときは困るんですけど、普段はそれほど悩むことはないんです。であればほかの、普段困ってるところも力になりたいってのがあるんです。そういった事業もやってみたいですね。

税理士って、中小企業の社長さんの横でアドバイスできる立場なんです。保険にしても、アパート建てるとかにしても、税理士の言うことはしっかり聞いてくれるんですね。その信頼を元にいろんな部門をつくりたいと思っております。

イ:税理の枠にとらわれず、事業を広げていく。

黒:そうですね、はい。

イ:「税理士と言えば黒川さん」となる感じですかね。

黒:そうですね。日本一の税理士法人をつくって、そして47都道府県すべてに支部をつくる(笑)。

イ:楽しみにしてます。今日はお忙しい中本当にありがとうございました。

黒:はい、こちらこそありがとうございました。