INTERVIEW

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原 俊之 様
税理士

組織コンサルティング実践者の声

―組織コンサルティングを始められる前は、どのような問題を抱えていらっしゃいましたか?
私は過去に雇用される側としての勤務経験がありますが、当時は、所長が独裁者であることがまだ通用していた時代でした。それからかなり時代が変わりましたが、私は開業してからもその考えを踏襲してしまっていました。それで人間関係で悩んでしまうことが多々ありました。考え方を改めたいと思って本なども読みましたが、じゃあどうすればいいのかという具体的な解決策がわからなくて、悩むこともありました。
―それまでは、どのように組織運営をされていたのでしょうか?
トップダウンで所長から職員に指示命令を出すというスタイルです。しかしそうすると反発されることもあります。職員に反発されてストレスを溜めながら組織を運営していかざるを得ないのが、これまでの形でした。
―組織コンサルティングを利用しようと思われたきっかけは何ですか?
パワーコンテンツジャパン株式会社のコアメンバーである社員の方からも意見が伺えるという点に魅力を感じたのがきっかけです。セミナーなどもそうですが、なかなか社員側の意見を聞けるコンサルティングはないので。
―確かに、経営者と経営者が行う組織コンサルティングはどうしても経営者目線で完結してしまうことが多いのですが、弊社の組織コンサルティングでは社員目線を知ることもできます。
それはかなり大きな魅力でした。
―組織コンサルティングをご利用いただいて半年が経ちましたが、今どのような感想をお持ちですか?
職員に対して1人ひとり個別に丁寧に対応していくという発想は自分からはなかなか出てこなかったので、組織コンサルティングを受けて良かったと思っています。今は職員と1対1でコミュニケーションを取りつつ、何か制度を変えるときには職員の同意を取りながら進めていくことによって、以前のような人間関係のストレスもかなり解消されました。

組織コンサルティングを受けてから、対等とまではいきませんが職員と向き合っている感覚があります。それから、組織についても組織図や規則などの表面的な形だけではなく、実体があるものとして感じられるようになってきました。
パワーコンテンツジャパン株式会社の事例や組織改革の流れを聞けたのも良かったと思っています。
―職員にはどのような変化が起きましたか?
以前は業務命令を出しても拒否されることがありましたが、今はよほどのことがなければ拒否されなくなりました。
横須賀さんがお話ししていたホラクラシー経営なども参考にして試行錯誤してはいたので、もしかするとコンサルティングを受ける前から少しずつ変化があったのかもしれません。
―命令には反発が返ってくることが多いので、拒否されることがなくなったということは、原先生のコミュニケーション対応の努力が実られているということだと思います。ちなみに、原先生自身は何か変化を感じられましたか?
相手の感情を考慮して、近しい立場で対話をしようと努力するようになりました。それから、時間や働き方に対する考え方は人によって千差万別で、その辺りの価値観は可能な限り統一する必要があるということを意識するようになりました。自分で無意識に「これが常識だ」と思っていることが必ずしも常識ではないという前提で、一つひとつ定義づけが必要だということが認識できました。

これは対職員だけではなくて、対クライアントにも言えることだと思います。この間30人規模の会社から問い合わせを受けて打ち合わせに伺ったのですが、「社長と社員はどれくらい近しい人間関係なのかな」ということを自然と考えるようになっていました。こうした視点も生まれてきていますね。
―組織コンサルティングを通じて、組織のことだけではなく原先生自身の仕事に対する情熱も浮き彫りになってきたように感じました。
そうですね。私は、プロフェッショナルな領域が本当に好きなんだと改めて思いました。
今回「プロフェッショナルな領域で仕事をしていきたい」という自分の仕事観が浮き彫りになったことで、規模についても改めて考え直すきっかけになりました。元々事務所の規模を10人以上にするつもりはありませんでしたが、もう少し人が少なくてもいいのかもしれない。そう考えると、組織コンサルティングといいながらも経営についてもたくさんのヒントを得られたように思います。
―横須賀のフィードバックやコンサルティングはいかがでしたか?
非常に参考になりました。特に印象に残っているのは、コンサルティングを始めるときに職員それぞれの役割や年齢などを出していく作業です。

―弊社の組織コンサルティングでは、職員の年齢・性格・人間関係のほかに、所長が職員に対してどのように思っているかなどを伺います。それは、「組織は関係性から全て始まる」と考えているからなんです。

確かに、一般的な組織のコンサルティングといえば規則や組織図などを見ていくものだと思いますが、そうしたものとはアプローチの仕方が全く違って、人の内面的な部分を扱うというのが特徴的でした。
―今回は横須賀と木我でコンサルティングをさせていただきましたが、木我についてどのように思われましたか?
経営者がよかれと思ってしていることを職員がどう思っているか、経営者側にいると実態がわからないんです。その場では賛成していても、本心は反対しているかもしれません。それは経営者には見えてこないので、木我さんの意見は非常に参考になりました。
―ありがとうございます。組織コンサルティングをこれからどんな方にお勧めしたいと思われますか?
これはどんな組織でもほぼ当てはまるのかもしれませんが、職員との人間関係がしっくりきていない方に。例えば職員が指示を聞かないとか、基本的には働き方に不満はないけれど、顧客対応や時間の考え方のズレなどで所長が不満を抱いてしまっているケースは多いかもしれません。こうした方にお勧めしたいですね。

他には、所長としての求心力に満足がいっていない方にもお勧めです。あとは、職員1人ひとりと話していくことがメインになるので、大人数の事務所より少数精鋭の事務所の方が得られる効果が高いかもしれません。

組織の内部だけではなくて、クライアントに対して「組織の中で誰が力を持っているのか」とか、「会社の状況はどうなっているのか」ということを、よりしっかりと見定めていきたい人にも役立つと思います。
―これからぜひ良い組織を作っていってください。本日はお忙しいところ、ありがとうございました。
原 俊之(はら としゆき)
東京税理士会 麹町支部所属 税理士
税理士原俊之事務所 所長
Samurai Accounting株式会社 代表取締役社長
株式会社原企画 チーフコンサルタント(コンサル会社)